バク転、バック転-Back Handspring- 練習方法

バク転、バック転-Back Handspring- 練習方法

バク転です。英語でバックハンドスプリング(Back Handspring)といいます。正式名称は「後方倒立回転とび」と言います。文字通り、後方にとび倒立回転する技です。

説明の便宜上、以下バク転とします。

管理人(アクロバットマン)が2005年に公開した独特な練習方法ですが、今や色々な動画やサイトで紹介されるようになりました。

バク転とはこんな技

【 練 習 方 法 】

【動きの理解】 バク転について理解を深める

各局面の名称を理解 -Understand the each scene-

説明の便宜上、バク転の各局面の名称を理解しましょう。

各局面でのポイントも理解しましょう。

【空気いす】


・後ろに椅子があると思って腰をかける。

・顔は正面を向く。

・腕を遠くから大きく力強く振る。

・膝をつま先より前に出さない。

【踏み切り】

・つま先で跳ぶ。

・跳ぶ方向は後方。

・足の力で跳ばず、腕の振りで跳ぶ。

【とび】

・肩角度を十分に開く。

【着手】

・指先を外側に向けない。

【あふり】

・身体の反身の跳ね返り、手の突き放し、足の振りで身体を強く振る。

【着地】

・つま先から着地。

・勢い余って後ろに跳ぶくらいが良い。

その1 側転(側方倒立回転)から発展させる -Develop Cartwheel into Backhandspring-

側転の練習方法はこちら

その2 側転1/4ひねり(側方倒立回転1/4ひねり)を習得 -Master the Cartwheel 1/4 twist-

側転の手のつき方を変えただけです。

手のつき方を変えるだけで自然と1/4ひねりができます。


その3 マカコもどきを習得 -Master the Fake Makako-

側転1/4ひねりの入りを後ろ向きから入るようにしただけです。

入りのときは跳びます。

最初から跳んで入るのは難しいので、「後ろ向きから入る側転1/4ひねり」や「かんたんマカコもどき」を練習しましょう。

【後ろ向きから入る側転1/4ひねり】

入りのときに跳びません。

【かんたんマカコもどき】

最初から地面に手をついて行います。

その4-1 マカコもどきをバク転にしていく -Fake Makako to Backhandspring-

入るときの角度をバク転に近づけていく(第1段階)

その4-2 マカコもどきをバク転にしていく -Fake Makako to Backhandspring-

入るときの角度をバク転に近づけていく(第2段階)

その4-3 マカコもどきをさらにバク転にしていく -Fake Makako to Backhandspring-

入るときの角度をさらにバク転に近づけていく(第3段階)

ここまでくればほとんどバク転完成です。ガンバです!

補足の練習 -Practice for help-

【補助つきバク転】

補助者に補助してもらう。

・感覚をつかむことができます。

・恐怖心を軽減できます。

【立った位置からブリッジ】

バク転のためのストレッチになります。

恐怖心を軽減できます。

【壁ブリッジ】

バク転のためのストレッチになります。

バク転のコツは、

恐怖心をなくすこと。

です。

最初の「とび」さえしっかりできれば、あとはかんたんです。

後ろにとぶ恐怖心さえ克服できればバク転はできます。

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