倒立バーの作製方法です。
ハンドスタンド(倒立)、上水平(プランシェ)、プッシュアップ(腕立て伏せ)等のトレーニング効率が向上します。
倒立バーは、購入すると1万円以上のコストがかかってしまう場合もあります。
しかし、自分で材料を揃えて作れば千円以内の予算で作れます。
作製図
ダウンロードしたりプリントアウトしたりすると便利です。
↓寸法の記載がない作製図
↓寸法の記載がある作製図
材料
画像
材料名
入手できる場所
値段(税抜額)
数量
備考
丸棒
・100円ショップ(材質による)
・ホームセンターでも可。
・100円(100円ショップの場合)
・500~2000円(ホームセンターでは長さによって変動)
2本
一般に倒立バーの直径は35ミリです。
角材(端材)
・工務店で端材をもらう。
・ホームセンターの端材コーナーでも可。
・0円(もらえた場合)
・100~500円(ホームセンター)
4個
割れてないものを選んでください。高さを揃えてください。
スクリュービス
ホームセンター
・ステンレスならセットで200円程度。
・鉄ならセットで100円もしない程度。
4本
・長すぎず短すぎず適度な長さのものを選んでください。
・100円ショップのビスは脆いです。ネジ頭がすぐナメってしまいます。
作り方
土台となる角材にV溝を切ります。
上にも下にもV溝を切ります。
丸棒を置くとこんな感じ。
角材の肩を切り落とします。
とがっている部分はヤスリがけして滑らかに仕上げましょう。
キリでスクリュービスを通すための穴をあけます。
垂直にキリもみします。
スクリュービスで土台となっている角材と固定します。
電動ドリルを使用しました。森泉さんリスペクトです☆
↑これで完成!としても問題ありませんが・・・。
(おまけ)ボンドを隙間に注入します。
蛇足かもしれませんが、ゴミやホコリが隙間につまらないようにボンドを注入しました。
気持ち程度ですが補強にもなると思います。
↑完成しました!星3つです!(古い!)
管理人もいつも愛用しています。
でもやっぱり作るのが面倒だ!という方は購入しましょう。
管理人が旧サイトで作製方法をアップしたとき(2007年)は品揃えが少なかったですが、2023年現在は色々な倒立バーが販売されてますね(^^)
トレーニング人口が増えてきたということでしょう。
うれしい限りです♪
よくあるQ&A
市販されているプッシュアップバーで倒立練習してはダメですか?
ダメではありません。市販のプッシュアップバーでも倒立練習は可能です。
しかし、一般にプッシュアップバーでは握り部分が細いため、倒立がしにくく手に食い込みやすくなってしまいます。
したがって倒立練習は倒立バーを使用する方がベターと言えます。
木の温もりもうれしいですね。
床で倒立練習するときとの違いは何ですか?どんなメリットがありますか?
床で倒立練習するときは指先で床をつかむようにしてバランスをとります。
倒立バーで倒立練習をするときは握りによってバランスをとります。
これが一番の違いです。手で床やバーを押す、という点は同じですがバーを用いた方が押す感覚がつかみやすいです。
握りがあることで手首を痛めにくくなります。
そこからハンドスタンドプッシュアップ等をするときも可動域が広がります。
プランシェ(上水平)やブイシット(脚上挙)等、他の技に発展させる練習もしやすくなります。
倒立バーでトレーニングしているとツルツル滑ってしまいます。どうすれば良いでしょう?
床に100円ショップの滑り止めシートを敷くと滑りにくくなります。
ゴムシートを倒立バーの土台に貼り付けるのも有効です。
折れないですか?
この世に壊れないものというものはありません。
折れる可能性もゼロではありません。
当サイトでは作製方法をアップさせていただきましたが、あくまで自己責任でお願いします。
あしからずご了承願います。
あくまで参考情報ですが、管理人は2006年からずっと愛用している倒立バーが、2023年現在折れずに使用できています。
丸棒は、当時100円ショップのダイソーで購入したものです。2023年現在では、100円ショップのダイソーで扱っていないようです。ホームセンターで購入すると良いでしょう。
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