「側転」の正式名称は「側方倒立回転」です。
一般には略されて「側転」と呼ばれています。文字通り「側方」に「倒立」して「回転」する技です。
側方倒立回転では名前が長いので、説明の便宜上、以下側転とします。
【 練 習 方 法 】
その1 側転について理解を深める
各局面の名称を理解
側転の動きにはアクロバットを習得していくうえで重要な要素がぎっしりと詰まっています。
側転はぜひとも習得したい技です。
※管理人は「左足から入り、先に左手をつくタイプの側転」で話を進めていきます。
逆の方は当サイトの言葉を左右逆に解釈してくださいね☆
【始めの一歩】
・進行方向に対し正面を向く。
・手足の位置関係が一直線になるようにする。
・両手同時に地面につける(片手ずつでもOK)。
【開脚倒立】
・足を大きく開く。
・両手でしっかり身体を支える。
【着地】
・片足ずつ着地。後に着地する足を大きく振る。
・着地するときは地面をしっかり押す。
その2 三角側転を習得
管理人(アクロバットマン)が考案した練習方法です。
三角側転を習得し、それを側転に発展させていく練習方法を公開します。
三角側転とは手足の位置関係が三角形を描いているため、三角側転と命名しました(勝手な命名ゴメンなさい)。
この三角形をつぶしていき、三角形の底辺を伸ばしていって手足の位置関係が一直戦になるようにしていく練習方法です。
手足の位置関係が一直戦になっていくにつれて、側転も大きくなっていきます。
足が地面から離れているときは、膝を曲げないよう意識しましょう。
この練習方法で側転を習得すると、下記のようなメリットがあります。
・膝が曲がりにくい。
・身体の締めが入る。
・足をすばやく振ることができる(他の技でも役に立ちます)。
・自分のペースで練習できる。
・恐怖心を克服できる。
・安全性が高い。
以上です。
三角側転を側転に発展させていく過程の動画を公開します。
初期の三角側転の手足の位置関係は頂点がとがった三角形をしている。
頂点がとがった三角形をつぶしていき、底辺の長い三角形を描くようにしていきましょう。
参考動画として正面から見た三角側転も公開します。
側転のコツをまとめると、
1、手足の位置関係が一直線になるようにする。
2、足を大きく振る。
3、地面をしっかり押す。
以上になります。
三角側転から側転に発展させると、膝が曲がりにくいきれいな側転になります。
手に体重がかかる時間が少なくて済むため、比較的力もいりません。
着地するときに、足の裏から着地するように気をつけましょう☆
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