子猫用 捕獲器の自作方法

子猫用 捕獲器の自作方法

概要

子猫の捕獲器を自作しました。作り方を公開します。捕獲して里親探しします。主に100円ショップで購入できるもので作りました。
※今回はスポーツの指南ではありません。ゴメンネ!

作り方

その1 材料を準備します。

・ワイヤーラティス29.5cm×29.5㎝ 2枚(網、100円ショップセリアで購入)
・結束バンド 長さ100㎜ 4~5本(100円ショップセリアで購入)
・粘着テープ 適当
・発泡スチロール箱 近所のスーパーでもらったもの
かかったコストは300円(税抜)でした。

その2 材料を組み立て

材料を組み立てます。ワイヤーラティスが開閉弁になります。子猫は外から発泡スチロール箱内に一旦侵入すると、中から外に出られなくなる、という仕組みです。

まずイメージ。わかりやすくするため、ワイヤーラティスの白色が支え部、茶色が弁部にしています。 ワイヤーラティス2枚の上部を結束バンドでくくりました。弁部がパカパカ開閉することを確認。 猫の侵入口をカッターでくり抜きます。ワイヤーラティスは粘着テープで貼り付けます。このように隙間なく貼り付けましょう。 これはダメな貼り方です。粘着テープがワイヤーラティスに貼り付けられてはいますが、隙間が生じています。 粘着テープ貼り付け完了です。弁部がパカパカ開閉するか、動作確認しましょう。 中にフードをセットします。焼きマグロです。フタをします。   フタも粘着テープで貼り付け、重りを載せます。完成しました!

その3 あとは待つだけ

あとはこの捕獲器に子猫が入ってくるのを待つだけです。30分後くらいに捕獲器を見に行ったら、子猫が入っていました。フタをしっかり押さえて家の中まで運びました。ロシアンブルーとブリティッシュショートヘアの中間のような美猫です。次は里親探しです。元気よすぎて沢山ひっかかれました。私の手はアディダスになりました。痛い!

 

後日談

保護したばかりのときは、大暴れするわ、ひっかくわ、逃げようとするわ、シャーシャー吠えるわ、で大変でした泣
画像だと子猫は鼻のところをすりむいてケガしてますが、普段はもっとキレイな顔をしています。

保護して3日目:
なぜか急になつくようになりました。教えてないのに、なぜか猫砂トイレで用を足してくれます。

保護して4日目:
シッポを触っても怒られません。軍手を外して素手で触れるようになりました。

保護して5日目:
人に慣れてきたので、動物病院で各種検査・駆虫等を済ませました。猫エイズも猫白血病もすべて陰性、生後2か月の雑種のオス、とのことでした。そして里親になってくださる方が見つかりました\( ‘ω’)/バンザ~イ!
めでたしめでたし☆

愚見

私が捕獲器を自作して、子猫を捕獲したのは2023年11月12日(日)でした。10月下旬頃から、家の近所でどこからともなくミャーミャーと鳴き声だけ聞こえてきて、どこかに子猫がいるんだろうな、と思っていました。
注意しながら生活していると、瞬間的ですが姿を見ることもできました。子猫は、野良猫生活しているからでしょう。人間をかなり警戒しており、すばやく逃げてしまいます。
子猫の、寂しそうなひもじそうな、何とも言えない切ない鳴き声を毎日聞くのは、胸が締め付けられる思いでした。
土砂降りの日や、寒風吹きすさぶ日は、鳴き声が聞こえなくなったこともありました。とても不安になりました。冬が近づいてきて、日に日に寒さが厳しくなるなか、このままでは子猫は死んでしまうのではないか、と思い、捕獲するに至りました。
もしかしたら、野良猫のまま自由に生きて、命の終わりを迎えることの方が自然なのかもしれません。私は、愚かな行為をしたのかもしれません。そう思いつつも、捕獲器で捕獲して里親探しをする行為に至りました。そして、もし私と同じような境遇の方の一助になればと思い、当記事を作成するに至りました。

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