バク宙、バック宙-Back Flip- 練習方法

バク宙、バック宙-Back Flip- 練習方法

英語でバックフリップ(Back Flip)といいます。正式名称は「後方抱えこみ宙返り」と言います。文字通り、後方に抱えこみ宙返りする技です。

説明の便宜上、以下バク宙とします。

【 練 習 方 法 】

【動きの理解】 バク宙について理解を深める

各局面を理解 -Understand the each scene-

バク宙の各局面の画像です。腕を振って高く真上に跳び、空中で素早く膝を引きつけます。

その1 バク転(後方倒立回転とび)から発展させる -Develop Backhandspring into Backflip-

バク転を習得してからバク宙の練習をしましょう。バク転の練習方法はこちら

その2 バク転とバク宙との違いを把握しましょう -Campare Backhandspring and Backflip-

バク転 バク宙
1つ目の違い:跳ぶときの方向
2つ目の違い:空中での姿勢

違いは2つあります。

1つ目の違いは跳ぶときの方向です。

バク転は後ろ45度方向に跳びます。

バク宙は真上に跳びます。

2つ目の違いは空中での姿勢です。

バク転は空中で膝が伸びた状態です。

バク宙は空中で膝を引きつけた状態です。

1つ目の跳ぶときの方向と、

2つ目の空中での姿勢を修正していきましょう。

垂直とびによって修正することができます。

その3 垂直とびでジャンプ力と腹筋を鍛える -Standing Jump-

真上に跳ぶために、空中で膝を引きつけるために、垂直跳びのトレーニングをします。

垂直跳びを毎日やりましょう。

ジャンプしたら膝を身体に素早く引きつける、という動作を忘れずに行います。

胸が迎えにいくのはNGです。

膝を素早く引きつける強い腹筋とジャンプ力を養います。

その4 できそこないバク宙で練習 -Fake Back Flip-

【できそこないバク宙】

横から見た画像

【できそこないバク宙】

後ろから見た画像

できそこないバク宙をします。

できそこないバク宙とはバク転とバク宙の中間のような動きです。

高く上に跳ぶようなバク転になります。

着地するときは、手と足がほぼ同時につくような姿勢になります。

できそこないバク宙を繰り返し練習し、次第に身体の回転を速くしていって、地面に手をつかないようにしていきます。

できそこないバク宙は注意点があります。

着地のときに絶対に足をピッタリ閉じないでください!

後ろからご覧になっていただけると分かりやすいですね。

理由は

・膝で顔面強打する恐れが有り。

・足首の角度がきついため、急な負荷により足首を痛めてしまう。

といった危険があるからです。

膝を閉じてキレイな着地は慣れてきてからで十分です。

その5 ステップバク宙 -Step Back Flip-

ステップバク宙です。

できそこないバク宙で不足していた回転力を、ステップをつけることによって補います。

ここでバク宙完成!

としても良いのですが、この技を反復練習することによってステップなしでも出来るようになります。

バク宙のコツは、

一、空中で膝を引きつける強い腹筋を手に入れること

二、腕の振り

三、ある程度のジャンプ力を身につけること

(あるに越したことはないですが、人並みで十分です。)

以上です。

よくあるQ&A -FAQ-

Q、補助する人は必要ですか?

A、結論から申し上げますと必要です。友達はたくさん作りましょう。

「良き友は拝跪(はいき)してまでも求めなければならない。」

という格言もあります。

これは良い友達は拝み倒してでも作りなさい、という意味です。

バク宙マスターという目標を持った仲間同士でお互いを高めていきましょう。

これとは反対に「孤独は天才を作り出す。」という格言もあります。

管理人は見栄っ張りなのでカッコつけて「バク宙なんざ一人でできらぁ。」

と、一人で練習しちゃいました。

それはそれで得るものもありましたが、その分、遠回りでマスターするのに時間がかかってしまいました。

変な見栄は張らないことです。

時間対効力を考えると補助は大切です。

Q、バク宙するとき、空中で膝裏に手を入れて身体を回している人をよく見かけます。 空中で膝裏に手を入れて身体を回す方が良いのでしょうか?

A、どちらともいえません。

やりやすい方でやるのがベストです。

膝裏に手を入れるのをタックル、入れないのをノータックルと言います。

一般にはタックルのほうが身体を回しやすいと言われています。

しかし、管理人もこのサイトをご覧になっている方々もそうだと思いますが 屋外やストリートなどでバク宙したい方が多いのではないのでしょうか?

そういった方々にはノータックルをお勧めします。

タックルだと思わぬ事態になったときに、受身をとるのが遅れてしまうと思います。

不慮の事故に備えて両手はフリーにした方が良いと思います。

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